雑談力が欲しい。

雑談力が欲しいと思った一日だった。

 

午前中、病院に行った。

妹の知り合いが働いていて、声をかけてもらった。
私は、当たり障りのない返答と笑顔で、その場を無難にやり過ごす事しか出来なかった。相手も話しかけるのに勇気が要っただろうに。

せっかくなら、いくつかキャッチボールをして、笑いの1つでも取りたかった。

 

昼、美容院に行った。

私のお気に入りの美容院で、美容師の方は、おしゃれでさわやかでかっこいい。

加えて、前回の会話の内容など自分の事を覚えていてくれるので、とっても仕事熱心だなと感じる。そんな美容師の方のいろんな話を聞きたかったが、私はここでも質問された内容に無難に応える事しか出来なかった。
こちらからも気軽に質問出来たら、もっと話が弾んで楽しい時間になっただろうに。

 

よる、バイト先にて。

今日のバイトはとても暇だった。時間が経つのがとても遅く感じた。

私は学生バイトの中で最年長である。話をして時間をつぶそうと試みたが、すぐにネタが尽きて、会話が途絶えてしまった。うーん、実力不足。

共通の趣味もなく、まだ距離もある為、相手のパーソナルな部分にどこまで踏み込んでいいのか、自分の事をどこまでさらけ出していいのかが分からなかった。

 

書いていて気付いたが、私にとってまず必要なのは、雑談力より相手が自分を受け入れてくれるか分からない所に飛び込む勇気なのかもしれない。

 

これは案1に過ぎない。